扇りんく@世界忍者国

着用アイドレス:高位森国人+猫妖精+世界貴族+世界忍者+秘書官(風風勲章器用+1)
評価
体格:筋力:耐久力:外見:敏捷:器用:感覚:知識:幸運
-1:2:2:13:7:-1:7:8:3

とりあえず愛の叫び
「青森さん、だ、だい…大好きでーす!! 聞いてるかわからないけど、愛を叫んでほしいと言われたので叫びます!! また、いっしょにデートしてくださいねー!!」

コトラで出撃前までの作戦になります。
第一目標 お見合いの成功のため、GJを怪我をさせずに阻止。
第二目標 黒の人たちと仲良くなる。
第三目標 自分の愛は貫く(笑)

GJの阻止について
・外見13という驚異の数値が出たので(笑)、笑顔でお茶を勧めるなどしてGJの方々を足止めする。
・世界貴族なので、常に優雅に動き、外見を損なわないように注意する。
・クインテット内での連携を高めるため、必要に応じてオペレートをする。
・その際、敵を惑わすような言葉をわざと相手に聞こえるように言ったりして、撹乱もはかる。
(例:「あ! あそこに嫉妬深い眼鏡の人が!!?」)

黒の人たちと仲良くなるについて
・目が合ったらにっこり微笑む(笑)
・さりげなく相手の死角をカバーとかしてみる。
・疲れていそうだったら、お茶を出してあげる。

自分の愛は貫くについて
・ありえないとは思うが、万が一に備えて会場の全体を常に把握し、青森さんがいたら問いただしにいく。
・一緒に戦ってくれそうなら手伝ってくれるように説得。
・他の人の誘惑には絶対に乗らない(笑)
・お茶を勧めているところを見られたりしたら、早急に誤解はとく。

※コトラ出撃後は双海護衛小隊第一部隊の作戦に準じます。



【誘惑…? 魅惑…? のお茶会】


「あ、そこの方。こちらでお茶でもいかがですか?」

扇りんくは目が合ったグリーンジャケットの一人に向かって、にっこりと微笑んだ。
メイドではない。世界貴族であるはずの扇りんくだが、なぜかふりふりエプロンをつけてばっちり準備万端である。

「私、お茶を淹れるのには自信があるんです。どうぞ、こちらに座ってください」

にこにこ笑顔で押し切られては、相手もなにやら毒気を抜かれているようだ。
ちなみにここはお見合い会場で、グリーンジャケットとトレンチコーツ、そしてお見合い参加者や黒オーマも入り乱れて大乱戦の真っ只中のはずだ。
扇りんくのチームメイトも各自奮闘中のはずであるが、その一角で扇りんくはお茶のセッティングをしていたのである。

「あの……紅茶、お嫌いでしたか? ごめんなさい、私、気が聞かなくて……」

うるるっ。
と、目に涙を溜めて上目遣いで見上げれば、そのまま無碍にできる人もあまりいないだろう。
こうして、扇りんくは順調にグリーンジャケットを一人、また一人と戦線離脱に誘っていた。

『こちらピクシーQより世界貴族へ。これより出撃する。至急現場に戻られたし』

そこへ、耳に隠されていた無線から、緊急通信がはいった。
扇りんくの表情が一気に険しくなり、その手から紅茶の入ったポットがテーブルへと置かれる。
次の瞬間、その衣装は世界忍者のものへと早変わりしていた。
そこは世界忍者、衣装の早替えなどお手の物なのである。

「了解、こちら世界貴族。これより現場へ向かいます」

通信を切ると、扇りんくは風のように走り出した。

「誰であろうと、邪魔をさせるわけには行きません……!」

大好きな人に想いを伝えるチャンス。
それは平等であってほしいと思うけれど。

「私だって、気持ちはすごくわかるけど……! でも、応援もしたいから」

きっと歯を食いしばって、パイやとうがらしの飛び交う戦場へと舞い戻る。

「愛の深さなら、私だって負けるつもりはありません!!」

思わず叫んだ本音と共に、コックピットへと滑り込んだのだった。